食品スーパーのサミットストアでは、時々「お買い物ビンゴ」というイベントをやっています。
お買い物ビンゴとは、3×3のマス目(合計9マス)に1か月程度の期間の日付がランダムに入った「ビンゴカード(写真)」が配られて、指定の日に1,000円以上買い物をすると日付欄にスタンプを押してもらえる、というものです。スタンプが1列以上そろうと、難易度に応じてサミットのポイントがもらえます。
途中でスタンプを押せない日があっても、後日好きな場所にスタンプを足してもらえる「お助けデー」という日もあって、最後まで楽しめる工夫がされています。最近では、本日(2016年3月12日)まで開催されていました。
ところが、我が家では、なかなか「お買い物ビンゴ」がたまりません。
夫婦二人だけの暮らしということもありますが、「週に2回程度、指定の食品スーパーで1,000円以上買う」というのが、意外とハードルが高いです。
一言で言うと、我が家はものぐさな上にケチなのかもしれません。
月に平均すると買い物をしないわけでもないのですが、とある平日など、キャベツ1/4個、油揚げ、鶏肉1パック、食パン6枚切り、牛乳を買ったとして、500円くらいです。必要なものだけ買うので、今話題の食品ロス(調理くずや食べ残し)も、ほとんどありません。
そのくせ、私はなんとかしてビンゴをためたい!!と思ってしまいます。
お茶やシャンプーなど、何らか交代で在庫がなくなるので、どうせ買うものなら…と足して1,000円にしてみたりする日もあります。
そんな私の行動を、夫はまったく理解ができないそうです。
ビンゴが全部そろうと250円分のポイントをもらえるのですが(2016年3月現在)、ビンゴのポイントを目指して頑張るよりも、1か月間に250円買い物を減らすか、50円引きの商品を5個探すほうがよほど現実的だと言います。
つまるところ、「今日買わないで済むものは買わないでよろしい!買わないのが一番のお得!」だそうです。
確かに正論です。
でも、楽しいのになあ、お買い物ビンゴ…
ビンゴとか、スタンプカードって、なんだか達成感があって好きなのです。
大人になったら、日常生活で赤マルをもらえたり何かを達成できたりする機会なんて、なかなかありません。
不妊治療の病院に行っても、記録には何年も連続で失敗、失敗…と記載されているのです。仕事も頑張ってはいますが、最近の、妊活に飲み込まれかけているような毎日を考えると、明らかに若いころとは伸びしろが違います。
お買い物ビンゴは、そんな行き止まり気味の毎日の、ちょっとした楽しみなのでありました。
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