「妊活女子の取説」へお越しいただきありがとうございます。
「妊活」とは妊娠・出産を望み実践するあらゆる行動をさします。このサイトでは、妊活や不妊治療に関する情報を掲載していますが、妊活の具体的な方法というより、妊活中の生活や不妊治療中の悩みへの対処方法などが中心です。
私は結婚7年目になりますが、まだ子供を授かっていません。現在体外受精を試みていますが、成果につながっていません。
(追記:2017年初めに出産しました。→通院まとめはこちら)
妊活を始めてみて、周りの人がこちらに気を遣おうとしているのを感じました。一方、妊活女子をどのように扱ってよいのか分からず、困惑している人がいることも知りました。
たとえば、妊活中の人の前でわざわざ「あの人は結婚して半年も経たずに妊娠したね」「あの後輩は、結婚4年目で、もう2人目が生まれるね。若いと違うんだろうね。」と言ってしまうのは明らかに地雷を踏んでいます。でも、男性も女性も関係なく、こちらの妊活を知っている人のおよそ3分の1はこのような言葉を投げかけてきます。おそらく悪気はありません。単純に出産の話題が出たから話してみただけだと思います。
妊活中の人々は、自分の気持ちをあまり説明しません。何か地雷を踏まれると、黙って消えるか、突然キレたように見えるかです。説明していないので、誤解されてしまうのです。「わがままだね」「攻撃的な人だから関わらないほうがいいよ…」「こちらの幸せをひがんで性格の悪い人だね…」と、不妊で性格の歪んでしまった女性を揶揄する「不妊様」なんていう言葉も出てきました。
私は専門家でもないただの一般人ですが、妊活で経験したことを、周りの人へ説明しようと思います。
一番身近なところで、夫にも、自分を理解してほしいと思います。
気持ちを言語化するのにはかなりの時間がかかりますが、やさしい気持ちを持った夫や友人から心を閉ざさないために、自分の気持ちを説明することをあきらめたくありません。
不妊治療をはじめると医者から何度も言われますが、平均値や他人の体験はあくまで参考で、自分には当てはまらないことも多いのです。なので、このサイトにも、他の方には当てはまらないことが多々あるかと思います。
ですが、もしかしたら、私以外の誰かにとっても、自分の気持ちを説明するのに、このサイトがたたき台になるかもしれません。また、目の前で泣いている奥様やお友達の気持ちを理解する手がかりになるかもしれません。
人様にお見せできるものでもないかもしれませんが、そんな思いで、このWebサイトを公開します。
※当サイトは個人が自分の妊活や不妊治療についてまとめたものです。
何か間違いがあった場合も内容は保障しませんので、各自お調べの上で最終判断をしてください。
若草よもぎ
>お問い合わせ