妊活・不妊治療の辞め時とは?

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葉ある日、友人から「いつになったら不妊治療をあきらめるか決めてる?」と聞かれました。
長い付き合いの友人なので正直に答えましたが、ひょっとすると、聞くほうも答えるほうも気まずくなりかねない質問です。

「精神か身体か経済状況が崩壊した時だね。どれが早いだろうね…」
…我ながらひどい答えですね。「もちろん出産したときだよ☆」とか言えないものでしょうか。

実際のところ、妊活の進捗を評価するのも自分で、どこまで妊活に取り組むのかを決めるのも自分です。ともすると、あきらめ時が分からなくなりそうです。
感情的には、「いつまでもあきらめない」といえば響きがよいのかもしれませんが、どのような形であれ、いつか、妊活は終わります。

下記に、2つの「東洋経済」の記事があります。

> 不妊治療にはいくらかかるのか?
全年齢をならした場合、体外受精5回程度で8割が妊娠する

> 不妊治療のプロが語る、不妊のリアル

40代半ばの成功率1%と仮定すると、3000万円で1人が生まれるという計算もあります。

 
なかなかにシビアな内容ですが、どこまで妊活をするかは本人の中でのパワー配分の問題です。
賭け事で言うところの期待値(還元率)と負担のバランスが納得いくものであれば、他人がとやかく言う問題ではありません。
私は現在がっつり体外受精をやっているわけですが、「まあたぶん、あきらめなければ大丈夫です」という医者の見立てにしたがって「たぶん成功する」のほうに賭けているわけです。

期待値の判断材料として、夫婦の体の状態などのデータは多いに越したことはありません。
ただ、データがすべてでもないような気がします。平均値も、あくまで参考でしかありません。
結局のところ、やってみなければ結果は分かりません。
やってみた上で、結果を振り返って軌道修正することが必要なのではないかと思います。

我が家の場合は、妊活や不妊治療へのスタンスを夫と相談して決めていて、「まず二人が仲良く元気に暮らせること。その次に妊活」というルールになっています。

実際のところ、不妊治療は、精神的にも、身体的にも、経済的にもなかなかハードです。
理由はともかく、体調や生活に無理が出てきた時が、妊活を続けるかどうかの考え時になると思っています。

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