妊活を親や家族に言ったほうがいいかどうかは、場合によります。

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稲家族に妊活をどう説明するかは、微妙な問題です。

結婚から7、8年も経てば誰もそのあたりに触れてこないようになりますが、結婚からそれほど経っていない場合や夫婦が若い場合は、最低限説明しておかないと、無神経な言動をされる恐れがあります。

かといって、元々モラル的に間違った人の場合はこちらが説明したところで、ますます増長して「不妊様」扱いされる恐れもあります。悲しいですが、子供ができた・出産したという話題は喜ばれますが、不妊や妊活の話題は、そもそも喜ばれないのです。

なので、相手のために妊活を説明するのではなく、自分たちのために説明しましょう。不妊治療の都合で親戚の集まりに行けなかったり、体調不良になる場合もあるのですから、単なる機嫌やひがみではなく本当に体調が悪いのだと事前に言っておきましょう。そして、言い方のコツですが、夫の言い方がカギを握ります。夫側の家族・親戚に対して、夫が「嫁が大げさだ」とか「子供を見ると嫁の機嫌が悪いから気を遣え」のようなことを言ってしまうのは良くありません。婦人科もしくは内臓関係で療養中なので外出に差し支えるとでも説明すれば十分です。手術だの採卵だの移植だの細かいことは言う必要ありません。

あと、不妊治療のことを家族に説明することで、身近な理解者が増えるという利点もあります。経済的な援助を期待できたり、きちんとこちらの状況を説明することで、親との距離が縮まる場合もあると思います。私の場合、体調不良を説明したときに、自分の親よりもむしろ義母のほうが頼りになることを発見し、気付けたことに感謝しました。

辛いときに助けになるのが、家族です。こちらがきちんと説明しても悪意のある対応をされたりする場合は、残念ながら距離を置いたほうが良いでしょう。


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