大掃除で得たもの、失ったもの

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人生がときめく片付けの魔法私は、ハウツー本・自己啓発本を読むとすぐに影響を受けてしまう、いわゆる「分かりやすい人」です。

年末年始のブームは、大掃除でした。(←読んだ本は、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」)まだらに出勤日がある中で双方の地元へ帰省したりしてバタバタしていたのですが、何年かぶりに、家じゅうを大掃除しました。

この本で紹介されているのは、何を捨てるかでなく何を残すかを積極的に選択するという、画期的な片付け方法です。触れると暗い気持ちになるものは、すべて捨ててよし!です。そのルールでいくと、残したものは、すべて必要で、幸せな気持ちになれる大切なものばかりということになります。

我が家はそれほど荷物が多いわけでもないと思っていたのですが、片付けの結果、気に入ってはいないけれどなんとなく捨てるのが面倒だったもの…などが、45リットルごみ袋に10袋くらい出てきました。

思い出系の品としては、「二人の赤ちゃんを期待してます!早く家建ててください!」のようなプレッシャー満載の結婚記念の寄せ書きなどが見つかりました。高画質でデジタル保存して、実物は処分しました。本棚の本も、繰り返し読みたい!と思うもの以外は、古紙回収に出しました。
片付けの結果、身も心も軽くなり、すっきりした気持ちになりました。

ところで、私は、領収証の保存に家計簿を活用しています。

わたしの家計簿

使っているのは高橋書店の「わたしの家計簿(写真)」ですが、見開き1週間分の日付と大分類が記入してあるノートに明細を記載している方式で、病院の領収書やいろいろな払い込み証書がぴったりサイズで保存できたりして、お気に入りです。

例年、そんな素敵な家計簿にファイルしてきっちりレシートなどを保存していたのですが、この本には「領収書は長期保存の必要なし」という項目があり、私も直近3年分のみ残して捨ててしまうことにしました。

ですが、ここで私はやらかしてしまったのです。
ふと、残した家計簿を見て気づいてしまいました。…ン?最新が2012年…??

なんと、私は古い家計簿を残して2012年以降分を捨ててしまっていたのです。
捨てる分と残す分を分けて床に置いたところまでは覚えているのですが、その後は夫が要らない本と一緒に古紙回収に出してしまったようです。

…やってしまいました…!!
領収書も全部家計簿ファイルの中に入っていて、まるっと捨ててしまいました…

医療費控除を申告しなきゃいけなかったのに。
不妊治療の助成金も申請したかったのに。

もういいや、あきらめよう…と思い始めていたのですが、あきらめるにはあまりにも金額が大きそうで、どうしたらいいものかと途方にくれました。
(続く)

> 病院の領収書を紛失したら(医療費控除の申告)


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