グラデーションの山とレトロな飯能の街

2016年1月31日

妊活を始めてから、健康増進を目指して近場の山へハイキングに行くようになりました。

学生時代からの友人が声をかけてくれて、時々出かけています。ただし、山とはいっても、近場の低い山専門です。

1月には、飯能（展覧山～多峯主山）へ出かけました。
埼玉県のパワースポットと言われている場所の一つです。

朝早めに出発するのがおすすめ！

山の天気は変わりやすく、たとえ晴れた日でも、昼頃になると遠くの景色がかすんできます。なので、朝早めに出発して、お昼前に目的地に到着するのがおすすめです。

飯能へは、池袋から西武池袋線の急行電車で50分ほどです。東京都区内から出かける場合、池袋駅を8時ごろに出発するのがよさそうです。

西武線の飯能駅に降り立ったら、まず改札近くの観光案内所へ行きましょう。私が行った時には、ハイキング用の地図が無料で配布されていました。木でできた「飯能産の西川材のおりがみ」など、お土産が売られているコーナーもありました。

飯能は、マンガ・アニメ「ヤマノススメ」の聖地（舞台）でもあります。
街のところどころに、登場人物たちの等身大パネルが立っています。
私はまだアニメを見ていませんが、作品に登場するお店や景色を巡礼できるようです。

飯能駅北口から駅前の商店街を通って、天覧山へ向かいます。観光案内所でいただいた地図を見ながら、簡単に登山口へ行くことができ、小一時間で山頂まで到着しました。十六羅漢像（徳川綱吉の生母である桂昌院が奉納した）のあるコースから行きましたが、少し岩場もあって、手袋が役に立ちました。

天覧山は標高わずか197mですが、山頂からの景色は別世界です。

遠くに富士山も見えます。山がいくつもグラデーションになって重なり、とても美しい風景でした。
ベンチやコンクリート製の台があり、座って休憩することもできました。

続いて天覧山から反対側へ降り、多峯主山（とおのすやま）へ向かいました。湿原や山道を経て、さらに1時間くらいかかります。山頂近くでは階段が続き、私の場合、息があがってしまって途中で3回くらい休みながら進みました。

多峯主山も標高271mで、スカイツリーや東京タワーより低い高さということになりますが、南側が開けていて、眺めはとても良いです。遠くに、池袋のサンシャイン60やスカイツリーも見ることができます。（写真の左端に見える、青い縦線のようなものがスカイツリーです）

飯能の良いところは、山を下りたらすぐに街に出られて、立ち寄れるお店がたくさんあるところです。

この日は、飯能駅近くのうどん屋さん「古久や（こくや）」へ行きました。武蔵野うどんと呼ばれるそうですが、太麺のコシの強い麺のもりうどんに、温かいつけ汁をつけて食べます。肉汁うどんなどが人気です。

私が行ったのは、日曜の昼13時半過ぎで、お店は行列でしたが、15分ほど待って入れました。
そして、天ぷら系のメニューはすべて売り切れでした。
ランチのみ営業で、14時過ぎには閉まるようなので、早めの時間に行くのがよいかもしれません。

食事の後は、飯能の街を散策しました。

写真は、昭和の雰囲気ただよう食器屋さんで見つけた茶碗です。最先端のオシャレも素敵ですが、ちょっとレトロな雰囲気に出会える飯能の街は素敵でした。

今年は1月半ばの時点では暖冬のようで、なんと、能仁寺の脇には、梅も咲いていました。（この後の週末で、どっさり雪が降ることになるのですが…）

また、飯能では町おこしの一環としていたる所にざくろが植えられており、かわいいざくろの実も見ることができました。

飯能のハイキングでは、楽しい一日を過ごすことができました。全身を動かして、体もポカポカで、その日はグッスリ眠れました。

そして翌日は…予想はしていましたが、かなりの筋肉痛でした。
よい運動になったようです。

次はどこに行こうか…と、次の予定に思いを巡らせています。

こちらは、日帰りハイキングと立ち寄り温泉の情報がセットになった夢の一冊。
温泉情報とセットになっていれば、夫もハイキングについてきてくれるかと目論んでいます。
健康診断に出かけた際、待合室でこの本を見かけて、ぜひ続きを読みたいと思っているのですが、まだ本屋さんでは発見できていません。

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