友人の的外れなアドバイスが破壊力ありすぎなのでスルーしたい。

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zakuro子持ちの友人に多いのですが、妊活をしているというと、自分の経験をもとにしたアドバイスをされる場合があります。

たいていが「◎◎したら私には子供ができたから、あなたも大丈夫!」という意見です。普通に考えれば人によって状況も違うので簡単に断言できないと想像できそうなものですが、悪気が無いだけに始末が悪いです。

一般的な健康ネタとして聞くならよいのですが、妊活アドバイスとして言われてしまうと辛いところです。こちらに現状子供ができていない以上一切反論できず、アドバイスを喜べないこと自体を性格の悪さとして責められているようです。

たとえば、夫が病気でそれどころではない状況のときに子供のことを色々言われたり。
顕微授精まで治療を進めていて(そしてダメで)、排卵を抑制して体を休めている時期の私に「タイミング狙って!」的な無邪気なアドバイスをくれたり。
不妊治療なんてやめちゃえば赤ちゃんできるよ!と言われたり。
一時期、友人と会うことが拷問以外の何モノでもありませんでした。

そんな中、私が学んだことは、友人・知り合い・親戚にもいろいろな人がいるということです。自分が辛い状況に身をおいていることにより、他人の心の中の正直なところが透けて見えてしまいます。

面白がって根堀り葉掘り治療内容を聞いてくる人。
自分が勝っているとばかりに上から目線でアドバイスしてくる人。
気を遣っているつもりか、子供なんかほしくないけどできちゃった、子供なんていなくていいよと愚痴る人。

…こう書くと、相当ひどい友人たちのようですが、実際、15年前の私も似たようなものだったかもしれません。昔々、就職浪人した知り合いに、努力が足りないみたいなことを言ってしまったりしていました。
どの人も、自分に置き換えて考える想像力が足りないだけで、わざと相手をいじめようと考えているわけではないのです。自分を傷つける意図でない以上、何か言われても1回だけは許したいと思います。

で、はっきりと相手に、人によって状況が違って傷つくので無邪気アドバイスは止めてほしいと言いましょう。それだけ言えば、まともな感覚の人ならハッとしてこちらの気持ちに気付いてくれます。こちらの込み入った事情を、いちいち話す必要はありません。今後、他の妊活女子に対しても、言動に気をつけてくれるかもしれません。

で、それでも他人の状況を想像できない人も一定数出てくると思います。悲しいですが、そんな人からは離れるしかありません。


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