妊活中の節約はほどほどに

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梅の花妊活のために退職して主婦になったことから、節約にはまった時期がありました。

ティッシュの底値は1枚0.25円。
生ゴミネットの底値は1枚2.5円。
大根の皮は干して味噌汁の具に活用。
キャベツの外側の葉とディスカウントの冷凍ミンチで餃子を作る。材料費50円。
サバ(98円)を半分に切って二人で食べる。
卵も食パンも特売品が手に入ると幸せ。

…といった生活を送っていました。
お料理や家事そのものは大好きですが、どうも気持ちがギスギスして落ち着きませんでした。
でも、もう会社も辞めちゃったので誰が私を見ているでもないしと、どうでもいいような気分になっていました。

そんなある日、病院の待合室でスマホをいじっていたら、なんだか隣から「カシャ…カシャ…」という撮影音がしました。なんだろう?と思ったら、隣の人が、自分のスマホで待合室の雑誌のページを撮影していました。お気に入りの俳優さんの記事でも撮っているのかなと思っていたのですが、いつまで経っても音が止まりません。ついガン見してしまいましたが、レシピ本を丸一冊撮影しているようでした。

…これは、いくらなんでもアウトでしょ…

おそらく、少々ケチ臭い行為をしたところで誰かに止められることも無いでしょうが、品位は失いたくないところです。
どうしても欲しい本があれば、自分で買うか図書館で探すかしましょう。

さらに極端な例もあります。
コーヒー専門店で飲み物を頼まないとか、食べ放題ビュッフェでおかずを持ち帰ろうとして出入禁止になるとか、職質されるレベルの極端におかしい服を着ているとか…通院とは別の知り合いですが、そんな人も居ます。
決して悪い人たちではないのですが、目先の節約のメリットよりも、結局周りに警戒されて損をするデメリットのほうが大きいことに気付いていないのはもったいないところです。
上記はそれぞれ別の友人ですが、私をふくめ、一緒に居合わせた人たちも非常に気まずい思いをしました。

逆に、元々安く買うことに重点を置いていたけれど、たまたま別の店でちょっと良いものを買ったら満足度が上がった例もあります。節約は大切だけれど、コーヒー豆やお茶など生きる栄養素としては必要ないものも、リラックスのためには重要です。お気に入りを見つけるとリピートしてしまいます。

変に見栄を張る必要はないけれど、身の丈に合う内容で、自分の満足度と健康のためにプラスになる前向きな工夫はしたいですね。

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