妊活のためにいろいろあきらめて、予想外の孤独がやってきた

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Pin on PinterestEmail this to someone

緑の池妊活を始めると、将来の見通しが立たなくなります。

子供のいる暮らしを想定していろいろ組み立てたい気持ちはあるのですが、いつ出産できるか分からない以上、人生設計も自分の仕事もどう調整すべきかわかりません。

私は、36歳で体外受精をやると決めたとき、会社を辞めました。

育休や時短の制度はきちんとある会社だったのですが、母親でない限り全力で働くことが求められていたので、仕事でなく、全力で妊活するほうを選びました。おかげで週3回の通院も問題なく時間が確保でき、妊活中心の生活を送っています。体に良いものを食べて、ウォーキングやストレッチをして、のんびり過ごしています。ちゃんと家事もして、たぶん良い奥さんです。

ですが、毎日孤独です。病院は、治療の性質上誰も余計な話をせずシーンとしています。
治療で貧血を起こしても一人。帰宅しても一人。お腹痛くても一人…
もちろん夫は優しくて、仲はよいですが、この日常を分かち合う友人は居ません。

時間があるのなら友人とでも会えば良いようなものですが、こちらの差し迫った状況を感づかれているのか、今まで遊んでいた友人達からはぴたっと連絡が来ません。毎日子供の写真が流れてくるのが辛くて、Facebookもやめました。妊活をはじめた頃にめぼしい友人全員に会いに行ったたので、しばらく孤独にいこうと思います。ただ、個別に連絡をくれる友人が何人かいるので、一緒に絵を見たり買い物したりしています。お互いいろいろあるのを知っていて、思いやりながらも問題にはあまり触れません。

本来旅行が好きですが、海外旅行をするくらいならあと1回体外受精をするべきかなと、当面あきらめています。

今は、この時間も何か意味のあるものにするために、孤独の中でできることを探しています。


関連記事