不妊治療をしている人の多くに関係しそうな話ですが、今日、税務署で医療費控除の還付申告をしてきました。
還付申告は、確定申告期間に関係なく、翌年1月から申告できます。(知らなかった…)
また、還付申告は、昨年分だけでなく5年前までさかのぼって申告できます。(これも知らなかった…)
今回自分の申告書を書いていて、夫の過去分の申告も行うべきだと気付き、ついでに夫の分も提出できました。
まだ1月末なのに、税務署はかなり混雑していました。
まず番号札を取って受付に行き、より詳しい相談が必要な場合は相談申し込みをします。
受付は10人待ちくらいでしたが、一人当たりそれほど時間がかからないので、10分ほどで順番になりました。
私は医療費の領収書を返却希望だったので申告書を提出する前に相談申し込みをし、職員さんに確認いただき申告書に確認済みの印を押してもらいました。
事前にインターネットで申告書・明細書を作成しておいたので提出自体はとてもスムーズでした。これから申告する方へは、ネットでの入力をおすすめします。
e-Taxで申請までパソコンで行うのは本人認証や機器購入が必要でハードルが高いのですが、紙で申請する場合も、ネット入力を利用すれば完成品の申告書をPDFでダウンロードできて、印刷するだけで提出できるようになっています。入力途中で還付予定の金額も分かるので、安心です。
確定申告書等作成コーナーへ進み、
①まず医療費集計フォームを記入(左のメニューにダウンロードボタンがあります)
②申告書を作成開始(中央のメニュー)
の手順で、申告書を作成できます。
ちなみに、治療内容を不妊治療と明記するかどうかですが、私の場合、明記せず「婦人科治療」として提出しましたが、それで大丈夫でした。
ところで、不妊治療費の医療費控除には、罠というか注意すべきポイントがありました。
不妊治療助成金の反映方法です。
助成金に関しては、私はまだ申請もしていないので還付申告には関係ないと思っていたのですが、どうも、2015年になってから助成金をいただく予定の場合も、2014年支払い分の治療に対しての助成金にあたるので、2014年分の医療費から助成金の見込み額を差し引いて申請するのが正しいようです。
結局、後から間違いに気付いて、修正申告のため計2回税務署へ通いました…雪の中…。
今後同じ手続きをするかもしれない方のために、私が今回学んだことを図にして貼り付けておきます。
年の区切り方や申請期間など、参考になりますと幸いです。確定申告は支払日基準&年区切りですが、不妊治療助成金は一連の治療終了日基準&年度区切りと、けっこうややこしいです…
※あくまで個人が手続きした時のメモですので何か間違いがあっても保障しません。
わざわざ手続きしないと払い過ぎた税金が戻ってこないのは面倒な気もしますが、手間を惜しまず手続きして、正しく還付を受けたいですね。
※3月14日追記:医療費控除の還付申告(確定申告)の還付金が振り込まれました。
※2016年2月20日:医療費の領収書を紛失したら?
↑ついにやってしまいました…