このデジタル時代でも手書きで手紙が書けると仕事で得をする

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絵はがき長い長い妊活時代、なんとか仕事の方は細々と続けていましたが、時間の制約があると、できる業務はきっちりシフトで交代できる仕事か一人でできる仕事のどちらかになってきます。

私は、働ける時間はプライド無くなんでもやろうという心意気でいて、これ一体どこの部署でやるの…?といった感じの雑用もいろいろやっていました。

手書きで手紙を書く仕事!?

なかでも面白かった業務の一つは、手書きのお手紙を書く仕事です。
私は字がキレイなわけでもなんでもないのですが、誰からも嫌がられてたらい回しにされているうちに、この仕事が私のところへ回ってきたのでした。

手書きの仕事というと、まるで怪しい内職商法のような響きがありますが、企業の中では、多くはないものの、いまだ手書きの書類を書く仕事があります。
熨斗袋などの冠婚葬祭関連だったり、挨拶状だったり、大切な取引先へのお手紙だったり。
わりと即時性が求められるので、外注するというよりは、社内のだれかに今すぐ書いてほしい、という要望になります。しかも、上手にできたからといって褒められるわけでもなく、失敗したときだけクローズアップされる類の仕事です。

文章力とマナーはパソコンがあっても自動化できない

単なる清書のような仕事はパソコンにとって代わられていますが、文面を考えたり、マナーにのっとってお手紙やプレゼントを相手に届けたりといった仕事は、この21世紀のデジタル時代でも無くなりません。そういった手書きの仕事を、おそらくどの会社でも担当者が本来の業務の合間にコツコツこなしているわけです。

そういうわけで、字がキレイだったり、手紙が書けたり儀礼品の手配ができたりすると、(特に中小企業だと)重宝されます。
おそらく就職活動でも、それだけでは採用につながりませんが、社内に少なくとも一人は需要があります。ペン習字が習い事として一般的だったのは何十年も前ですが、今でも学ぶ価値はあると思います。得意な人はぜひアピールすると良いと思います。

しかも、こういった方面の技能は、年齢を重ねても色あせません。雑用と侮るなかれ、です。


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