特定不妊治療費助成の話題にあまり触れてほしくない理由

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助成承認決定通知書妊活中の人にうっかり言いがちなのが、不妊治療で支給される助成金の話題です。
話題に出すほうに悪気はないかと思うのですが、当事者にとっては、家族の懐具合を判断されているようで若干気まずい気持ちになります。夫婦の収入が助成金の申請条件にあるからです。

家族の扶養の状況などにもよりますが、だいたい額面収入で900万円を超えるくらいのところが、補助金をもらえるかどうかの境目になり、申請できる人と言うことは、それ以下の収入のお家ということになります。
我が家は余裕で助成金をもらえる経済状況なのですが、その話題になると、共働きなのにその程度の収入ですか?とわざわざ言われているようで、いい気持ちはしません。

そもそも、不妊治療の話になったときに言われて有難いのは、
「痛かったりいろいろ大変なんでしょう?頑張っているね」のような一言ですね。
逆に、「あれってお金かかるんでしょ?物好きだよね。」のような反応だと、ガックリです。
精神的に余裕のある範囲で、興味本位な質問にも付き合ってあげないわけでもないですけどね…

とはいえ、実際のところ、助成金を年に2回もらえたとすると合計50万円ほどになり、かなり助かります。他人にどうこう言われるのには抵抗があるかもしれませんが、申請対象になるのかどうか微妙な場合には、もらいたい方向性で対策を検討してみるのはいかがでしょうか。

たとえば、妊活退職をして夫婦の合計収入が減ったら、給付金の受給対象になる場合もあるかもしれません。そのあたりを考慮して働くペースを考えるのも一つです。収入が減るのも、悪いことばかりではないかもしれません。

また、病院通いをして治療費がかかった場合には、確定申告をすることで所得額が変わりますので、そのあたりも要チェックです。

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