同時期に結婚した友人の子供はもう小学生。向こうにあるものがこちらには無いので落ち込みます。

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桜の花20代後半から30代にもなると、周りは出産ラッシュです。友人の妊娠・出産の知らせを聞くたび、ウチにもそのうち子供ができるはず…と思っていました。そして、ふと気付けば同時に結婚した友人の子供が小学生になっていたりします。

友人に会うたびに憂鬱です。たとえば、ある学生時代の同級生は、私に無いものをなんでも持っています。本人は有名企業で専門職の正社員、健康で稼ぎの良いだんな様、新築のお家、かわいい男の子と女の子。私には無いものばかりです。

いったい、私は何を間違えてしまったのでしょうか。夫と出会ったのは20代後半でしたが、すでに遅かったのでしょうか。20代で勉強や仕事をがんばったのは時間の無駄だったのでしょうか。もしくは、結婚後夫が病気で苦しんでいた5年のうちに、夫を交換しておけば今頃お母さんになれていたのでしょうか。

周りの人はこちらの事情を知っているので、誰も私を否定しません。むしろ、ハードな状況の中で努力していてえらいねと持ち上げてもらえます。でも、誰かが持っているものを見るたびに、持っていない私がどこかで道を間違えたのだと責められているような気がしてならないのです。

でも、ここで友人の持っていないものを探したり、いちいちあら捜しをしても意味がありません。きっと、仮に子供ができても、こういった悩みは一生続きます。おばあちゃんになっても、孫がいるとかいないとか、財産の多い少ないとか、家族や自分の健康問題とか…

つまり、私は将来悩むかもしれない試練を早めに与えられているのだと考えることができます。人によっては、私なんかよりずっと早く、子供の頃からこういった問題に静かに向き合ってきた人もいると思います。

なんとか自分の中で折り合いをつけられるか、一生引きずっていくかは、自分しだいだな…。

 


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