妊娠に必要な条件は7つ以上…どのSTEPに不妊の原因があるか知りたい

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いちご不妊治療を始めてみて再認識しましたが、妊娠までに必要になる関門はいくつもあります。
もちろん、苦労せず妊娠する人にとっては無意識に達成できていることですが、人間の身体って不思議ですね。

妊娠のおもな条件・STEP

①排卵されること
②正常な精子が女性の体内に入ること
③排卵された卵子が、卵管に入ること
④頚管粘液が分泌され、精子との相性が悪くないこと
⑤卵管内で精子と卵子が出会い、受精すること
⑥受精して、子宮内膜に着床すること
⑦黄体ホルモンが分泌されて妊娠が維持できること

このような条件のうち、一つでも問題があると妊娠することができません。

私の場合、いろいろ検査してみた結果、③④では問題なさそうでしたが、①②⑤⑥の条件あたりが微妙なようで、不妊治療なしでは妊娠するのが難しい状況でした。でも、不妊治療を始めたのが遅く、原因に見当がつくまでに何年もかかってしまいました。

不妊の原因はさまざま。原因不明も多いけれど…きちんと調べましょう

不妊の原因は、人によってさまざまです。
いろいろな問題が重なっている場合もあるし、はっきりと理由が分からない場合もあります。
でも、原因が分かる場合、たとえば卵管が詰まっているような場合には、原因を治療することで妊娠の可能性が出てきます。
私も、子宮の状態に問題があるということが分かり、手術をしました。

「自然に妊娠しないなら深追いせずあきらめろ」

実際のところ、妊活に関係ない世の中の多くの人は、このような考えを持っているのだと思います。
でも、私は、もし自分の夫がそう言ったとしたら、無責任だと思います。
「体調不良は寝ていれば治る」のレベルの雑な思い込みだと思います。
100年前ならまだしも現代人なら、事態が好転する気配がないのであれば、ぜひきちんと調べましょう。
調べた上でどのような治療を選択するかは価値観の問題ですが、原因が分からないまま何年も妻に苦しめと言うのは、嫌がらせです。

本人が自分でわかるのは妊娠しなかったということだけで、どこに原因があるのかは分かりません。
また、男性が一人で検査をして正常と診断されたからといって、体質的に相性が合わない場合もあります。

もちろん、不妊治療をしたからといって不妊の原因が分からないことも多いのですが、少なくとも、間違った方向性で努力を続けて消耗してしまうことは防げます。

不妊で追い詰められていく女性が可哀想だから、妊活なんかしないほうが良いという考え方はあります。
でも、妊活の悩みの正体は、なんとか色々頑張りたいけれど周りの理解が得られないという孤独、徒労感、行き詰まり感にもあるのではないでしょうか。その正体に向き合わずに強制的に妊活を終了しても、後悔が残ります。

夫婦で一緒に全力で行動して、自分自身で納得できれば、未来の形がどうであれ先へ進めるのではないでしょうか。

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