普通のスーパーマーケット「サミットストア」がすごい

2015年2月26日

誰かに頼まれて書くわけではありませんが、私は、食品スーパーのサミットストアが大好きです。

名前に聞き覚えのない方も多いかもしれませんが、サミットは首都圏に100店舗くらい展開しているスーパーマーケットのチェーンです。激安店ではありませんが、特に高級路線でもない、庶民派のスーパーです。

私が住んでいるのは住宅地で、有名店や専門店へのアクセスはあまり良くないのですが、そんな中、サミットでの日々の買い物が楽しいです。

生鮮商品でハズレが無い

これって、地味なようでなかなか難しいことだと思います。
私は、何かを買うたびに商品に問題が無いかを確認したくなるタイプなのですが、サミットだと、ジロジロ見なくても傷んだ商品を買ってしまうことがありません。

写真は魚の切り身ですが、私が見た限り、この店ではお肉や魚のパックの底に、ドリップを吸い取るスポンジが入っていません。それでも変な汁が出ず、いつも身がピカピカです。
もちろん輸入や解凍の商品もありますが、きちんと明記してあります。
売れ残った魚は次の日に回さず売り切る方針とのことで、夕方7時を過ぎると割引されていきます。

また、小分けやバラ売りの商品も充実しているので、食材を無駄にせず購入できてありがたいです。商品によるかもかもしれませんが、卵にはパック日でなく採卵日が明記されていて、パンもちゃんと賞味期限を書いた面が見えるよう並べてあります。

店内はとても美しく整理整頓されています。カップ麺などの加工品がきっちり正面を向けて並べられているだけでなく、たとえば野菜もキャベツの芯が中央に見えるようビシッとそろえて陳列されています。すごいの一言です。

サミットの店内を特集した記事
> サミットストア権太坂スクエア店ビジュアルスタディ（商人舎）

安売りの店ではないが、目玉商品を探すのが楽しい

サミットは激安店ではありませんが、時々、これは買いだ！と思えるような目玉商品があります。不定期ですが、枝豆、レタスなど朝採れの野菜がその日のうちに買えたり、「農家さん家から直送コーナー」で新鮮な近郊野菜を購入できたりします。
その日たまたまだと思うのですが、ちょっと傷があるかな？という小さめの大根が、なんと3本で92円でした。
毎日節約している身としては本当にありがたいです。ぶり大根→けんちん汁→サラダ→干して漬物　と、大活躍しています。

写真は「マッシュルームミックス」です。2色のマッシュルームを混ぜておいてくれる工夫がうれしいです。アヒージョにして食べたりすると本当に美味しいです。

価格が適正。原価の安いものがちゃんと安い

私は魚のアラやすじ肉など、少し作るのに手間のかかる食材を安く購入して料理するのが好きです。
あら煮やすじ肉カレーなどをよく作ります。
でも、あらが美味しいお店って、なかなか無いんですよね…もちろんたまには専門店にも行きますが、あまり安いものばかり買うのもお店に申し訳なくて悩みます。あと、流通コストが上乗せされているのか、切り身もアラも値段があまり変わらない店も多いです。そんな中サミットでは、節約食材を適正価格で購入することができます。

もちろん、お高め価格の食材として、1パック2000円の和牛や700円台のラム肉なんかもありますが、美味しいです。
（ポイントを使って買っています）

お惣菜やお寿司が美味しい

基本、料理は手作り派なのですが、通院の日のランチなどにお惣菜も活用しています。
揚げ物のバイキングや、「午後◎時以降につくりました」の印など、買い物したくなるような工夫があります。
お寿司やお弁当も美味しいです。揚げ物なしのお弁当も探せます。
ちなみに、サミットの牡蠣めし弁当は「スーパーマーケットお弁当・お惣菜大賞2015」で最優秀賞を獲得しています。

サミットストアに行きたくなる映画

伊丹十三監督の映画「スーパーの女」（1996年）

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経営不振のスーパー「正直屋」が、激安店「安売り大魔王」に対抗し、さまざまな工夫をしてお客の心をつかむ店へ成長するサクセスストーリーです。脇役を含め、出演者も豪華です。
原案「小説スーパーマーケット」の作者である安土敏さんは商社マンとして働きながら小説家になった方で、映画公開当時、サミットの社長だったそうです。撮影は閉店したサミット店舗を利用して行われ、社長自らアドバイザーとして参加するなど、映画製作にサミットが全面協力したそうです。

原案となった小説はこちら