妊活・子育てと両立できる在宅ワークはどこで探せるのか

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八百屋の商品陳列縁があって、小さな会社でマーケティングの仕事をしています。
ざっくり言うと、商品を売るためにホームページやパンフレットを更新したり、イベントを開催したりといった仕事です。華やかなイメージもありますが、非常に地味で、雑多な業務です。

小さな会社なので、ほんの数人で仕事を回しています。
大企業なら社内でできるような業務も外注するしかないので、個人や在宅で仕事をしている人に出会う機会がけっこうあります。かねてから、この世に在宅で働いている人が存在していることは知っていましたが、会社員か主婦しか経験したことのない私にとっては、こういった人達はとても不思議な存在でした。

いったい、フリーの人々は、どうやって収入を得ているのか…?

以下に、私が出会ったフリーで働く人の例を書きます。
突然フリーで仕事がブレイクしているわけではなく、細く長くお仕事に取り組んでいる方が多いようです。

技術翻訳 Aさん(男性)

どちらかというと、語学力よりも専門知識が売りの翻訳家。20年くらいその分野の専門職をしていて、会社員を退職後、外部スタッフとして翻訳会社に登録し、英文和訳を担当。

在宅プログラマー Bさん(女性)

会社員として勤続10年以上。子供ができたが、家が会社から遠いので在宅勤務している。(正社員待遇)

在宅Webディレクター Cさん(女性)

会社員として数年勤務後、妊娠したが体調が思わしくなく仕事を中断。出産後、少しずつ在宅で仕事を再開。パート待遇。

イラストレーター Dさん(女性)

ずっとフリーで仕事をしている。Webのポートフォリオや過去の仕事実績を見て、新しい仕事が来る。
地方在住だが、仕事はほぼネットで完結。

これらの人々の共通点は、どの人も、「ぜひこの人に仕事を頼みたい!」という強みがあるということです。
例えば、世の中にちょっと英語ができる人はたくさんいるけれど、Aさんのように専門的な翻訳ができるのは強いです。
あとは、Bさん・Cさんのように会社に所属する場合は、意外と零細企業というか、大企業でないほうが社長や上司の一存で勤務に融通が利いているのではないかと思われます。
Dさんは言わずもがなです。フリーの仕事を、何年もあきらめずにつづけていく精神力は尊敬します。

ごく普通の人である私が、これらの方から何を学べばよいのかといっても、急に同じ路線は狙えないなあ…という結論になります。とはいえ、アルバイトでも見習いでもいいので、何らかの専門的な実績をつけるところから話が始まるのだと思います。

世の中には、驚くほどいろいろな仕事があります。
私は、フリーの方に仕事をお願いする際の契約や支払いといった事務作業も担当していますが(特に権限は何もない)、実際やってみるまでは、世の中にこんな仕事があることも知りませんでした。
一見単純作業に見えても、未経験の人と比べてみれば、十分専門知識になりそうなこともたくさんあります。
もしかしたら、主婦が毎日やっている、お料理や掃除をはじめとした家事にも、仕事のタネがあるかもしれません。

私も、毎日やっていることは一言で言うと雑用ですが、
仕 事 を 選 び ま せ ん
という、強みか何だかわからないことで、だいぶ年下の先輩たちに仕事を習いながら、なんとか仕事を続けています。

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