熱烈妊活中です!と言ってしまったら色々ラクになれた話

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黄色い花自分が妊活中であることをどこまで人に話すかは、悩みどころです。

プライベートなことなので誰にもかれにもペラペラ話す必要はありませんが、繊細なトピックだからこそ、自分が妊活中であることをサクッと言ってしまうと話が早くなり、受けるダメージを結果的に最小限で済ませることが多いです。

誰かに会うと、どうしても妊娠・出産・子育ての話題は避けられません。
誰かが妊娠した話。
自分の結婚観や家族観の話。
子供がいる人や妊娠中の人との会話。

私は、今ではだいぶ大丈夫になってきましたが、なかなかそういった場面で平静を保つことができませんでした。目の前で自分にかなわない状況をぶら下げられて「子供さえいれば、あとはどうでもいいよね☆」みたいな話の流れになってしまったりすると、泣きそうになることも多くありました。

当時、私も仕事や趣味で充実した日々を送っていたはずなのですが、子持ちの友人達と話していると、どんどんみじめな気持ちになってきます。どうでもいい人生送ってる私でごめんなさい…という心境になり、途中退場で帰宅したこともあります。
で、心配した友人から後で「どうしたの!?」とLINEもらって、「妊活の進捗が思わしくなく、辛かった…」と打ち明けると、「妊活してるなら早く言ってよ!!」と怒られたりしました。

率直なところ、友人に対しては「察しろよ!」という気持ちが無いでもないですが、この出来事について今から思い返すと、つまりは私のリアクションがまずかったのだと思います。
結婚して何年も子供がいないのは皆知っているけれど、「子供ほしいほしい!」と夫以外に言うことも無かったので、子供に興味がないのだと思われていたようです。


子持ちの友人の立場に立ってみると、独身の時と同じようにがっつり働いていたり、趣味が充実しているような人を見ると、「子供に興味ないのかな…手遅れにならないうちに子供がいる良さを教えてあげなきゃ!!」と、相手の親切心に火を点けてしまうようです。

正直、そんな親切心はありがた迷惑な気がしないでもないですが、相手が良い人の場合に限り、ここは、「余計なお世話要りません…」とシャットアウトするより、素直な気持ちだけは受け取って、こちらの厳しい状況を伝えるのがベストかもしれません。そうすれば、二度と軽々しく子供の話題を出してこないと思います。

私のおすすめの対応方法は、あらかじめ「自分の妊活を説明する10秒で言える台本」を考えておいて、必要なときには一気に言ってしまうことです。
「婦人科の手術を控えていて、いろいろ予断を許さない状況ですが、妊活にあと5年かかる覚悟をしています」
「熱烈妊活中で、あとで後悔しないように、最優先事項として頑張ってます」
私の場合、はっきりそう言うようになってからは、応援してくれる人がそばにいてくれるような、ありがたい状況になりました。

辛い状況にいるときには、本当に自分を大切に思ってくれる人が選別されていきます。
友人・知人の別の面も見えてきます。

私の経済状況や費用のことばかり根掘り葉掘り聞かれて、意外とこの人ゴシップ好きだな…?とがっかりするようなことがあったりする一方、
ものすごく忙しいはずの人が連絡をくれたり、うなぎ(妊娠中は食べられないけれど妊活に良いとされている)をごちそうしてくれたり、ルイボスティーやそば茶の差し入れを頂いたり、妊活と両立できそうな仕事を一緒に考えてくれたり、お出かけに誘ってくれたり、嬉しいこともたくさんあります。

孤独に妊活を頑張っている方へ。何人かだけで良いので、大切な人に味方になってもらえると、より前向きに妊活できる気がします。

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