※妊娠後の話を含んでいます。見たくない方はスルーでお願いします。
「移植したらその後は赤ちゃんに頑張ってもらうしかない(1)」の続きです。
そんな気持ちの浮き沈みを何度も繰り返したある日、妊娠しました。
妊娠したら突然バラ色の日々が始まるかと言えば、そうでもありません。
私の場合、出血に悩まされました。妊娠5週ごろ、強くせき込んだタイミングなど、体の中でブチッと何かが切れたような感覚があり、大さじ1杯くらいの出血が何回か続きました。もう怖くて仕方ありません。「もうダメかも…終わった…」と思って病院に行きました。
初期流産は赤ちゃんが原因で起こるので、病院が何かしてくれるとしても血を止める等の対症療法ですが、病院に行けば、今体の中がどうなっているのか、状態は見てくれます。
私の場合、赤ちゃんはその時点では無事だけれど、そうとしか言えないのでまた来週来てくださいと言われました。以前流産した時と何が違うのかは分かりませんでしたが、今回は赤ちゃんが頑張ってくれているようでした。
その後、不妊治療専門病院から産科のお医者さんへ転院しましたが、病院探しでも悩みました。
体外受精で妊娠したからといって、特別病院選びで注意することはないと言われましたが、「初期妊娠リスク自己評価表」によると、30代後半でリスクが+1点、初産で+1点、体外受精で+2点、らしいです。
(合計4点以上が高リスクとのことで、高リスクに入っちゃいますね…)
私の近所では妊娠が発覚する頃のタイミングで人気の産院は予約がいっぱいになるらしく、不妊治療専門病院からの転院の場合は、すでに1か月近く出遅れてしまいます。
ここにしようと思っていた病院には、診察を断られてしまいました。また、土曜に診察をしている病院が意外と少ないということが分かりました。
結局、自宅から電車で10分くらいの距離の総合病院の予約が取れ、そこへ通うことを決めました。
体外受精で移植の際にホルモン補充をしている場合、妊娠7~8週くらいまでは続けてホルモン補充を続ける必要があります。勝手に薬を中断すると、赤ちゃんが危険な状態になります。
薬を飲み終わってすぐ新しい病院に通い始めたので、これからのお薬や治療はどうなるのかと質問してみました。
すると、新しい病院の先生によると、「紹介状には、体外受精や薬の記載はなくて、妊娠したって書いてあるだけだよ!」とのことでした。詳細に引き継ぎするわけではないのか…と驚きました。
自分としては、体外受精で妊娠したら、その後も手厚くいろいろやるものかと思っていたので、拍子抜けです。
一応自分で飲んでいた薬などを説明しましたが、ここからは普通の妊婦さんと同じだから薬もないよ!次の通院は4週間後で大丈夫!とのことでした。
今まで不妊治療では週3で張り切って通院していたので、こんなんで大丈夫なのか…と不安でいっぱいです。
※その後、切迫流産で入院しました(→子宮筋腫持ち、からの切迫流産で考えたこと)
> 私が出生前診断を受けないと決めた理由
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