ハローワーク通い(就職活動)と妊活を両立する

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ハローワークパンフレットこのページでは、妊活と就職活動の兼ね合いについて書こうと思います。

先日、失業保険の手続きのためにハローワークへ行きました。実際に行ってみて、初めて気付いたことがいろいろありました。

失業保険は就職活動のためにもらうもの

大前提として、就職する気の無い人は失業保険をもらってはいけません。
求職の申し込み(=失業給付の申し込み)をした人だけが、失業保険を受給することができます。

間違っても退職理由や今後の見込みについて「妊活優先で…」とか「しばらく専業主婦したい…」とか言ってはいけません。
妊活と両立する仕事をなんとか探す意気込みでハローワークへ行きましょう。

受給期間延長の制度があると聞いたけど?

失業手当の受給期間は退職日の翌日から1年以内ですが、病気などですぐに働けない人については3年間の受給期間延長が認められています。ですがこれは単なる延期で、失業保険をもらえる日数が増えるわけではありません。

妊娠も受給期間延長の理由として認められますが、すぐ妊娠できる確証もないので、妊活中の人が初めからそれを狙うのは止めたほうが良いと思います。また、実際のところ受給期間延長をしたところで、妊活中に働かない選択をした人が出産して3年そこそこでハローワーク通い(=就職活動)を始めたくなるかも微妙です。

ギャン泣きする赤ちゃんをあやしながら失業保険受給の説明会に来ているお母さんを見かけたりもしましたが、大変そうだな…と思いました。

不妊治療をしながらハローワークに通いました

失業認定私は、不妊治療の通院をしながらハローワークへ通いました。

妊活して一発で妊娠するのであれば「働けないかもしれないのに就職活動なんて不謹慎な!」という意見もでてきそうですが、私の場合はこの調子で何年も経っているので、いちいち妊娠妊娠と考えないようにすることにしました。

ハローワークに行き始めると説明会や認定日などいろいろな用件があり、きちんと指定の日時に行く必要があります。特別な事情でない限り欠席は認められません。この、認定日に行けないやむを得ない事情のハードルがかなり高くて、採用試験、診断書の出るような体調不良、親族の危篤、天変地異などに限られています。

とはいえ、同じ日の中で時間をずらせる場合もあります。どうしてもの場合は事前に相談の上スケジュールを組みましょう。個人的には、「体調不良でどうしても病院に行かなくてはならないので当日朝イチに認定をお願いします」と相談するのがスマートではないかと思います。不妊治療うんぬん…は、話が長くなりそうなので、わざわざ言う必要はなさそうです。

どのタイミングでハローワークへ行くか

まず扶養や社会保険の観点では

失業保険の受給が始まると、健康保険の扶養に入れない場合が多いです。会社を辞める前に、失業保険をどのタイミングで受給するかを考えておきましょう。
以前の記事「妊活退職するなら何月が良いか?」「退職後の健康保険について悩みました」も参考にしてください。

通院スケジュール面では

ハローワークへ行くと、初めに行った日を基準に次回以降行くべき日が決まってきます。
個別にスケジュール表をもらえるので、きちんと見ていれば間違えることはありません。

私の場合、初めの4週間程度は週1くらいの頻度で通うよう指定されました。
4週間経ったら、それ以降は4週間(28日)おきです。
給付制限期間がある場合は、初めの4週間(初回認定日)が過ぎたら次の認定日以降は行く必要が無く、制限期間の終了以降にやってきた認定日から再度行く流れになります。

体外受精を検討している人の場合、準備の周期(前周期)など4週間通える見込みのあるタイミングで初回手続きを行うと良いと思います。ぴったり生理が28日周期の人は、初回、排卵日の診察が落ち着きそうな時点でハローワークに行くと、最初数週間の説明会に通うことができ、次回以降の認定日も周期的に同じになり治療にかぶらず認定日にハローワークへ行けますね。28日周期でない人はだんだんずれていきますけど…。

私の場合、体外受精の前周期に入り、次の予定の見込みが立った後で、ハローワークへ行き始めました。

スケジュール例

思い返すと、こんなスケジュールで動いていたと思います。あくまで個人例です。

イベント ハロワ
訪問日
就職活動(例) 通院の状況(例)
退職 履歴書を書いてみる
家→病院→職場の移動などを考え、働ける場所と時間をイメージ
頻繁に通院
体調しんどい
次働くイメージなどわかない
↓ (やがて)
家にいるとクヨクヨするのでなるべく外に出たいと思うようになる
失業の認定 初日 この期間は頻繁にハローワーク通い求人応募&面接 休み周期
就職準備説明会 1週間後ごろ
雇用保険説明会 2週間後ごろ
認定日①(初回) 4週間後
(28日後)
認定日②給付制限中は行かなくて良い 8週間後 面接はペースダウン 不妊治療で通院多い
体調は前回よりはまし
自己注射の練習
病院に朝イチに並んでみたりと働き始めた場合のスケジュールを実験
以降4週(28日)おき 求人応募&面接 休み周期
給付制限終了後の認定日から行く必要あり 各自確認してください

ハローワークで就職活動をスタート

失業保険受給するための条件として、一定の就職活動実績が必要になります。

説明会に出たり、パソコン検索をしたりして証明印をもらって申告しても就職活動にカウントされるようですが、私はせっかくなので仕事の紹介をうけて求人に応募しました。当初ネット中心で就職活動をしようと思っていてハローワークでの紹介は期待していなかったのですが、検索してみると、いろいろ求人が見つかりました。

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